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国際経営専攻

国際経営専攻

経営を学ぶことは、
必然的に世界を学ぶこと。
日本と世界。その双方を視野に、問題解決・価値創造に貢献します。

国際経営専攻は1993年4月に修士課程(現在は博士前期課程)として発足。1995年4月に博士後期課程を設置しました。伝統的な経営学だけでは解決できない、グローバル化による複雑な問題に取り組むべく、"国際経営"という新しい学問領域を追究しています。

博士前期課程

カリキュラムの特色

博士前期課程の科目は、「経営系」、「会計系」、「国際系」の3つの分野で構成されています。さらにそれぞれの系統ごとに「基本」と「応用」に科目群が分かれています。「基本」は各分野における基本的な理論や知識を修得する科目群が、また「応用」は前提的な理論や知識を生かして具体的な課題についてより深く探究する科目群が、それぞれ配置されています。

博士後期課程

カリキュラムの特色

博士後期課程の科目群は、「国際マネジメント」、「国際会計・経営情報」、「国際経営環境」の3分野に区分されています。国際経営に関する高度な専門的・学際的知識を身につけるため、講義、演習、論文指導を組み合わせたカリキュラムとなっています。

修学制度

早期修了制度
博士前期課程
優れた業績をあげた学生が願い出により、入学年度の1年間で博士前期課程を修了し学位を取得できる制度です。
博士後期課程
優れた研究業績をあげた学生が願い出により、3年間で博士課程(博士前期課程および博士後期課程)を修了し、学位を取得できる制度です。
長期履修学生制度
博士前期課程
就業等の理由により、2年間の標準修業年限を超えて計画的に教育課程を履修し修了する制度です。これにより、1週間あたりの登校日数を減らして仕事との両立を図りながら修了を目指すことができます。
科目等履修生・研究生・聴講生
科目等履修生
大学院の授業科目の中から選択した科目を履修し、単位を修得できる制度です。すでに教員免許状(一種免許状)を取得済みの方で修士の学位を持つ方が、この制度を利用して所定の科目を修得することにより、「専修免許状」を取得することができます(教職課程を設けている研究科、専攻に限ります)。
研究生
特定の専門的研究を志望する場合に利用する制度です。研究期間は半年または1年間となっています。現在、この制度を利用して個人や企業等からの研究生が、さまざまな分野で研究を行っています。大学院研究生は、大学院の修士課程(博士前期課程)を修了して、修士の学位を持つ人を対象としています(授業科目の履修はできません)。
聴講生
大学院の開設する授業科目を聴講できる制度です。ただし、単位を修得することはできません。

論文題名一覧

修士論文題名

2023年度修了者/
  • 統合報告書による非財務情報の開示と企業の財務業績並びに企業価値との関係性について−東証プライム市場に上場した不動産業とパルプ・紙業の企業を中心に−
  • 国際合弁企業におけるインフォーマルコントロールの研究−パフォーマンスとの関係性の⼀考察
2022年度修了者/
  • ⽇本企業の⼈材育成制度の中国私企業への適⽤に関する研究−⾃動⾞産業を中⼼に−
  • ⽇本市場における中国⽕鍋チェーン店の経営戦略−顧客の利⽤意欲に与える影響要因に関する海底撈の事例研究−
  • 中国化粧品企業のブランド戦−Perfect Diary(パーフェクト・ダイアリー社)の事例研−
2021年度修了者/
  • ビジネスモデルにおけるコミュニケーションの役割に関する研究−製品デザインにおけるコミュニケーションの重要性−
  • 京東・アリババとAmazon のEC 物流についての研究−物流システムの⾃社構築を中⼼として−
  • 訪⽇中国⼈の「コロナ禍」による⽇本の観光産業に関する⼀考察−中国での実証的分析と中国⼈インフルエンサーに着目して−
2020年度修了者/
  • 大企業の組織変革における後継者選抜の影響 選抜方法による差異に着目して
  • 日本型雇用と欧米型雇用の比較研究 中国への移転可能性に向けて
  • 日本企業によるASEANへの進出 -タイ、フィリピン、ベトナムにおける拠点展開と課題
  • 新興国企業のキャッチアッププロセスに関する一考察 ファーウェイの製品開発とビジネスモデルにおける環境適応に着目して
  • 中国のハイテク企業の競争戦略に関する研究 レノボグループを事例として
  • アジアと中国の物流 小売業の物流とコールドチェーン
  • ECサイトについての研究 中日のECサイトの比較
  • 日系コンビニエンスストアのアジア進出に関する研究 中国とタイにおけるセブンイレブンの展開を中心に
2019年度修了者/
  • 日本企業における外国人IT技術者の受け入れ態勢に関する一考察 -日本および中国で働く中国人IT技術者へのインタビュー調査から-
  • 日中両国における社会的責任(CSR)の比較研究 -食品産業(雪印乳業、蒙牛乳業)を中心として-
  • 訪日中国人観光客の消費動向に関する研究 -訪日中国人観光客に関する調査を中心に-
  • 日本企業における中国市場への参入形態に関する一考察 -アリババ、京東プラットフォームの活用事例-
  • 中国ハイテク企業の経営と国際化 -Huaweiの企業経営の歴史と国際戦略を中心として-
  • 中国越境電子商取引国際化の研究 -アリババとアマゾンの比較に基づいて-
  • 中国のC to M(Customer-to-Manufactory)モードについて研究 -中国の電子商取引企業「必要(biyao)」を中心に-

博士論文題名

  • 中国工場におけるCSR活動 -鴻海の労働問題を中心に
  • 競争逆転戦略の論理に関する研究 -エコシステムの成熟プロセスに焦点を当てて-
  • 日本企業人材育成システムの中国への導入の可能性 -中国の大型国有企業を中心に-
  • 全球海洋観測システムへの日本の貢献-アルゴ計画を事例とする考察-