マネジメント体験プログラム

(通称:マネプロ)
マネジメント体験プログラム

PROGRAM

このプログラムは、頭と体を動かしながら経営学を学び、創造的ビジネスパーソンを育成する実践型科目です。マネジメントに関する諸問題を体験的に学修できるように2つのコース(ベーシックコースとアドバンスコース)が配置されています。マネジメント体験プログラムでは、企業や団体の課題に実践的にアプローチすることで、実際のマネジメントの面白さと難しさの双方を理解することができます。
なお、アドバンスコースを修了した学生には「修了証」を授与するので、学修の動機づけにもなります。

ベーシックコース

企業を診るための「ビジネスモデル」を理解したうえで、実際の企業を分析していきます。コンサルタント的な視点で企業を見る目を育成します。「経営の基礎」や「経営学総論」等で学ぶ知識を、実際の企業診断で深めていけるのが魅力です。

※2年前学期で終了

▲企業様から説明を伺うメンバー。企業現場のお話を伺う貴重な体験です。

▲企業様から説明を伺うメンバー。
企業現場のお話を伺う貴重な体験です。

▲実際の授業の様子(SWOT分析を使って企業の問題を洗い出し提案につなげます)

▲実際の授業の様子(SWOT分析を使って企業の問題を洗い出し提案につなげます)

アドバンスコース

アドバンスコースで取り組む課題には3つのタイプがあります。

  • a) ビジネス課題:新商品企画・販売促進・営業等、ビジネスの課題に取り組みます。
  • b) 地域課題:地域活性化や地域が抱える問題の解決に取り組みます。
  • c) 起業家人材養成:自ら設定した課題をプロジェクト化し、その実践によってプロジェクトを完遂する能力を養います。

いずれの場合も約8か月間をかけて取り組みますが、a)ビジネス課題とb)地域課題は数名からなるグループで、c)起業家人材養成を選んだ場合はひとりで課題に取り組むことになります。

※通年開講(2年前学期・後学期で完結)

▲1年間取り組む各テーマの説明を受けます。

▲1年間取り組む各テーマの説明を受けます。

▲実習先を訪問し生の声を聞き、提案に結びつけます。

▲実習先を訪問し生の声を聞き、提案に結びつけます。

2022年度活動例

ベーシックコース

企業診断ー横浜高速鉄道(みなとみらい線)を事例に

企業診断ー横浜高速鉄道(みなとみらい線)を事例に
アドバンスコース

ビジネス・地域課題

  • ・商業施設「葉山ステーション」における顧客ニーズ調査と提案
  • ・子ども向け陶芸体験プログラムの企画と実施
  • ・「平塚まちゼミ」の運営と広報
  • ・「TSUBAKI 食堂」での横浜地産地消イベントの企画と実施
  • ・横浜野菜の地産地消の促進提案とイベント実施
  • ・子どもたちによる「MM(みなとみらい) ジュニア編集局」の活動サポート
  • ・みなとみらい地区の子育て支援活動
  • ・国際協力・多文化共生の視点によるSDGs 推進企画の立案と実施
ビジネス・地域課題

起業家人材養成

  • ・左利き向けアパレル事業
  • ・伝統工芸×移住
  • ・WARHAMMER COMMUNITY
  • ・「好き」を共有できる交流カフェ
  • ・新潟の中高生の夢を実現
起業家人材養成

CURRICULUM

学修のステップ

「マネジメントプログラム入門」では、事前に提示された課題を解決するプロセスが重視され、「マネジメントプログラムI・II」ではマネジメントに関する問題そのものを自ら発見し、それを解決するための方法を導き出します。

マネプロ学修の流れ

  • 創造的ビジネスパーソン育成のための実践型科目。
  • 学修した知識を企業や社会の問題解決に生かすスキルを身につけます。
  • 学修は「段階的」、だから無理なく学べます。
学修のステップ
  • STEP 1

    「マネプロ入門」を履修【1年次後学期/プログラム必修】

  • STEP 2

    コースを選択(ベーシックコースもしくはアドバンスコース)【1年次11月下旬頃】

  • STEP 3
    「マネプロI」(ベーシックコースもしくはアドバンスコース)を履修【2年次前学期】
    ベーシックコースは前学期で終了します。アドバンスコースは通年(前学期・後学期)で履修します。
  • STEP 4

    「マネプロII」(アドバンスコースのみ)を履修【2年次後学期】

  • STEP 5
    修了証の授与(アドバンスコースのみ)
    「マネジメントプログラム(アドバンスコース)」履修者で、「マネジメントショップ」および「マーケティング・デザイン経営ショップ」をコアショップとしたうえで、3年後学期終了までの通算GPAが所定の水準を上回った人には、学生からの申請により「マネジメントプログラム(アドバンスコース)修了証」を授与します。
プログラムの履修上の注意
  • (1)マネジメント体験プログラムには、「ベーシックコース」と「アドバンスコース」の2つのコースがあります。
  • (2)ベーシックコースならびにアドバンスコースのいずれも1年次後学期に「マネジメントプログラム入門」を履修し、単位を修得することが必須となります。
  • (3)「マネジメントプログラムI(アドバンスコース)」を履修する者は、「マネジメントプログラムII(アドバンスコース)」も連続して履修することが条件となります。「マネジメントプログラムI(アドバンスコース)」と「マネジメントプログラムII(アドバンスコース)」はセットであり、どちらかのみを履修することはできません。また、「マネジメントプログラムII(アドバンスコース)」は「マネジメントプログラムI(アドバンスコース)」を履修し、単位を修得した後でなければ履修することができません。

CAREER

育成する人材

  • ・新商品の企画や販売促進、提案型営業等、顧客のビジネス課題を解決できる人材
  • ・地域活性化や地域が抱える問題を解決できる人材
  • ・自らビジネスをスタートアップする起業家人材 等

VOICE

本プログラムを履修した先輩たちの声

  • 「マネジメントプログラムのベーシックコースでは企業さんのお話を聴き、問題解決や企業の発展、経営戦略について勉強します。先生方が丁寧に詳しく教えてくださり、チームワーク力も深まります。フィールドワークもあり、座っている授業ではなく体験型の授業があるところも魅力です。」

    (ベーシックコース)

  • 「企業との連携と聞くと堅苦しい形を思うかもしれないですが、そんなことはありません。気になっているなら、この授業を取ってみるべきだと思います。」

    (アドバンスコース)

  • 「マネプロの授業では実社会で役に立つコミュニケーション能力が育めるとともに、授業内で企業と関われる良い機会となっています。」

    (アドバンスコース)

MESSAGE

担当教員からのメッセージ

「経営学の学びは教室の外に出てはじめてわかります。学生時代にそうした実践の場をたくさん持つことが皆さんの将来のキャリア形成を豊かなものにしてくれます。その一歩を「マネプロ」で踏み出してみませんか?」

経営学部のポイント

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