博士前期課程の科目群は大きく分けて「経営系」、「会計系」、「国際系」の3分野があり、それぞれのグループごとに「基本」と「応用」を配置しています。博士前期課程では、最先端の研究領域への理解力を身につけ、問題解決能力を高めることを目標としています。
博士後期課程の科目群は「国際マネジメント」、「国際会計・経営情報」、「国際経営環境」の3分野に区分。経営系、会計系、国際系の研究を踏まえながらも、より学際的な研究のため特殊研究領域を定め、将来の価値創造に資する能力を身につけることを目標とします。
博士前期(修士課程)
最先端の研究領域への
理解力を身につけ、
問題解決能力を高める
専門領域を中核に、応用分野や周辺関連分野を放射線状に用意し、
自主的に講義科目を選択しながら専門性を高めていきます。
経営系
- 基本
-
- 経営学特講
- 国際経営論特講
- 経営管理論特講
- 人的資源管理論特講
- 経営戦略論特講
- マーケティング論特講
- 応用
-
- 企業論特講
- 経営組織論特講
- 経営史特講
- ベンチャー企業論特講
- 経営倫理論特講
- 多国籍企業論特講
- 経営情報論特講
- 国際マーケティング論特講
- 消費者行動論特講
- 流通論特講
- 経営財務論特講
- 財政学特講
- 生産マネジメント特講
- 技術経営論特講
会計系
- 基本
-
- 財務会計論特講
- 財務諸表論特講
- 管理会計論特講
- 原価計算論特講
- 国際会計特講
- 応用
-
- 経営分析論特講
- 公企業会計特講
- 租税法特講
- 法人税法特講
国際系
- 基本
-
- 国際・異文化コミュニケーション論特講
- 地域研究Ⅰ(アメリカ)
- 地域研究Ⅱ(アジア・太平洋)
- 地域研究Ⅲ(中国)
- 地域研究Ⅳ(日本)
- 地域研究Ⅴ(東南アジア)
指導教授
- ・学生は専攻科目のうちから演習の指導を受ける科目(専修科目)を選び、当該科目の演習を担当する教員の研究指導を受けるものとする。この選択した演習の担当教員を指導教授という。
- ・指導教授は2名とすることができる。ただし、修業年限の短縮を認められた者については、指導教授は必ず2名とする。
- ・指導教授が2名の場合には、いずれか一方を主指導教授とし、他を副指導教授とする。学生は、主指導教授の全般的な指導の下に研究を行うものとする。
- ・副指導教授については、研究科委員長の承認を得て、届け出るものとする。
- ・指導教授は原則として変更することはできない。ただし、研究科委員長が研究上、特に必要と認めた場合には、研究科委員会の承認を得て、これを変更することができる。
履修方法
指導教授の指導によって32単位以上を修得すること。その内訳は次のとおりとする。
- 1.指導教授の演習は必修とし、2年間にわたり8単位を修得すること。ただし、指導教授を2名とした場合は、主指導教授による演習を必修とし、2年間にわたり8単位を修得すること。
- 2.修業年限の短縮が認められた者については、前項にかかわらず、主指導教授による演習4単位および副指導教授による演習4単位を修得すること。
- 3.副指導教授による演習については、修了要件単位として算入することができる。
- 4.指導教授が研究上、特に必要と認めた場合には、他の研究科または学部の課程による授業科目を8単位まで履修できる。
- 5.他大学大学院(神奈川県内の大学院間の単位互換協定校)の授業科目を10単位まで履修することができる。
- 6.上記4、5で修得した単位について、他研究科および他大学大学院で修得した単位は8単位まで修了要件単位として換算することができる。ただし、学部で修得した単位については換算しない。
修了要件
- 1.博士前期課程の修了要件は、本研究科に2年以上(修業年限の短縮が認められた者については、1年以上)在学し、32単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査および最終試験に合格することとする。
- 2.修士論文の審査を申請し得る者は、博士前期課程第2年次以上(修業年限の短縮が認められた者については、博士前期課程第1年次以上)に在学し、所定の授業科目について20単位以上を取得し、かつ、本研究科の指定する方法により外国語の学力に関する認定に合格した者に限る。
博士後期(博士課程)
より学際的な研究のため
特殊研究領域を定め、
将来の価値創造に資する能力を身につける
高度知識基盤社会における多面的な実践課題の解決と価値創造能力が身につくよう、
研究プログラムを提供しています。
国際マネジメント分野
- 国際マネジメント特殊研究Ⅰ
- 国際マネジメント特殊研究Ⅱ
国際会計・経営情報分野
- 国際会計・経営情報特殊研究Ⅰ
- 国際会計・経営情報特殊研究Ⅱ
国際経営環境分野
- 国際経営環境特殊研究Ⅰ
- 国際経営環境特殊研究Ⅱ
- 国際経営環境特殊研究Ⅲ
指導教授
- ・学生は専攻科目のうちから演習の指導を受ける科目(専修科目)を選び、当該科目の演習を担当する教員の研究指導を受けるものとする。この選択した演習の担任教授を指導教授という。
- ・指導教授は2名とすることができ、その場合には、いずれか一方を主指導教授とし、他を副指導教授とする。ただし、修業年限の短縮を認められた者については、履修方方法2.による。
- ・学生は、主指導教授の全般的な指導の下に研究を行うものとする。副指導教授については、研究科委員長の承認を得て、届け出るものとする。
- ・主指導教授が学生の研究上必要と認める場合には、他研究科と協議のうえ、他研究科の博士後期課程担当教員を副指導教授とすることができる。
履修方法
- 1.指導教授による講義を2単位、さらに演習を3年間にわたり12単位修得すること。
- 2.修業年限の短縮が認められた者については、前項にかかわらず、以下のようにする。
修業年限2年短縮の者については、指導教授を3名とし、1名の主指導教授による講義を2単位、さらに演習を4単位、2名の副指導教授による演習を8単位修得すること。修業年限1年短縮の者については、指導教授を2名とし、1名の主指導教授による講義を2単位、さらに演習を2年間にわたり8単位、副指導教授による演習を4単位修得すること。
- 3.指導教授が学生の研究上必要と認める場合には、同一の講義科目を履修することができる。
- 4.主指導教授が学生の研究上必要と認める場合には、学生は他研究科の授業科目を履修することができる。
修了要件
- 1.博士後期課程の修了要件は、博士後期課程に3年以上在学し、14単位以上を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上、博士論文の審査および最終試験に合格することとする。
- 2.在学期間に関しては、優れた研究業績をあげ、所定の手続きに従い、早期修了が認められた場合、博士後期課程に1年以上在学すれば足りるものとする。
- 3.博士論文の審査を申請し得る者は、博士後期課程において、所定の単位を修得し、必要な研究指導を受け、かつ、本研究科の指定する方法により外国語の学力に関する認定に合格した者に限る。